老後は孤独なのか 弁当屋さんのおばあさんの場合
老後の孤独や寂しさなど不安を煽るような声を最近よく聞く。そんなわけで、実際俺も多少漠然とした不安がうまれていた。
けれどたまたま話した弁当屋さんのおばあさんは不安そうではなく、イキイキしているように見えた。
なぜなのか?
若い人が多く来る店
その弁当屋さんの近くには大学があるため、毎日学生が多く訪れる。そのためおばあさんは多くの学生と話す機会があるそう。
学生と話す機会があるとなぜ良いのか?
高齢者ばかりの場所だと、どこを怪我した病気した、などの暗くなる話ばかりで心配になることが多いらしい。
確かに高齢者の怪我は、学生の怪我に比べても深刻さが違う。あまり笑い飛ばせるものではないように思えてしまう。
それに比べ若い人の話は、高齢者の話に比べ明るく楽しくなるものが多いらしい。
ただいま!と言って店に入ってくる学生や、ハイタッチを求めてくる学生などもいるみたい。
おばあさんは言う「気持ちは全然若い頃と変わらないからねぇ」。
確かに言われてみればおばあさんはすごく若々しい。毎日学生と接することで、自然に若々しくなっているのかもしれない。
年齢にこだわる必要なんてない
俺は基本的に同年代の人と関わることが多いが、あまり年齢は関係なく同年代ばかりで集まる必要なんてないのかもしれない。
むしろ多くの年代の人と関わるために、色々な世代がいるコミュニティに能動的に参加していくと良いのかも。
もちろん話しやすい人、話しにくい人がいるのは当たり前だが、それは年齢に関係ないはずだし。
老後じゃなくても俺は昼夜逆転生活をしていた頃は孤独だったわけで、結局その人次第なのかもしれない。
孤独は耐えられないものではないけれど、孤独じゃない方が楽しいに決まっている。
どうせなら楽しい方が良い。